【電験三種】合格体験記 その9 ~過去問の取り組み方~

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・【電験三種】合格体験記 ~まとめ~

■過去問の取り組み方

過去問は、解く時間をキッチンタイマーで計りながらやりました。

最初は腕試しのつもりで、前年の理論に挑戦しました。
解けなくはないけどちょいちょい考えてしまう、という感じでした。

ていうか全然時間が足りませんでした。
講習会で言われていた時間が足りないという話を実感しました。

2年分くらいやってから、このペースだと試験の前に大昔の問題を解いてることになってしまって、それはよろしくないのではと気付いたので、先に10年前の問題から解くようにしました。

そしたら、あら、意外と簡単じゃない。
ていうか基本通り、定石通りの問題が出題されている印象です。

結果としてこの過去から現在に向かって解いていく作戦でよかったと思っています。
・10年前の問題で定石、基本を押さえる。
・間違えたりわからなかったら解説を見る。

自分が買った過去問は、解説も詳しく書かれていました。

テキストでわからないところがあっても、過去問の解説で理解できたこともありました。

あたりまえですが、過去問と同じ問題は出ません。
でも、似たような問題はアレンジされて出でます。
定石をおさえていれば対応は可能です。
特に法規の計算問題は、問題の種類が限られているので、過去問でパターンを把握しておくのは非常に有用です。

過去問を解くときは、必ず時間を計って、時間内に解けるかどうか、常に確認しておくのも重要です。
時間については、理論・電力・機械は90分、法規は60分の試験時間です。
つまり、これらの過去問を解くのにも、それくらい時間がかかるということです。
解いて、解答を確認して、解説を読んで……とやっていたら、1教科あたりふつうに3、4時間はかかります。
なので、過去問挑戦も平日は1教科、休日は2~3教科しかできません。
過去問の計画を立てる際は、それくらいの見積もりを持っていたほうがよいと思います。

→【電験三種】合格体験記 その10

【電験三種】合格体験記 その8 ~機械・法規の勉強~

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■講習会後

講習会終わってからも、いまいちやる気に火がつかない日々でした。
しかし、やることやってないなぁというフラストレーションもあって、だんだんとゲームをやっても楽しくなくなってきました。
というわけでじわりじわりとメンタルを勉強モードに戻したのでした。

※このころの私
http://y-pon2.com/blog/20150419-2/

とりあえず計画を立て直しました。
この時期からテキスト3周はもはや無理ぽいので、2周することを目指すことにしました。

■機械の勉強


よく言われているように、機械は難しいです。
範囲が広い上に、一つ一つがややこしいのです。
なので、理論・電力よりも倍くらい時間をかけることにしました。
また、テキストの説明だけだと理解がしんどかったので、他の教材も活用しました。

一つは、会社の学習支援ではじめていたeラーニングです。
※JMAM eラーニング(日本能率協会マネジメントセンター)
http://www.jmam.co.jp/hrm/elearning_lib/course/lib_all_list_ja.html

電気の初心者向けに説明してる感じのものでした。
初歩的なところから丁寧に説明をしてくれているのでありがたかったです。
けれど、内容が難しくなるとなぜか説明が雑になる不思議。
それでも、動く図などでの解説はわかりやすかったです。

ほかに、オーム社の新電気という雑誌を活用しました。
※新電気(オーム社)
http://www.ohmsha.co.jp/sindenki/

電験三種の攻略記事が載っているのですが、説明が詳しく、大変助かりました。
電気の人が電気の人向けに説明している感じですね。

わかりづらいところは、教材を変えてみるのも手です。
別の説明の仕方でわかったりします。

■法規


法規は暗記ものといわれますが、暗記のまえに、そもそも何について書かれているのかを理解することから始めないといけません。
その上で、どこをどう暗記するか定めていく必要があると思います。

一から十まで闇雲に暗記するのは、脳のメモリーの無駄遣いです。

それと、計算問題が重要です。
計算問題の種類は限られています。
数をこなせば要領は見えてきます。

→【電験三種】合格体験記 その9

【電験三種】合格体験記 その5 ~勉強のはじまり(理論・電力)~

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■勉強のはじまり ~理論・電力~

久しぶりの勉強だもんで、勉強していること自体に、なんか興奮していました。
勉強している自分エライ、みたいな。

購入したテキストは『スイスイわかる』とうたっているだけあって、割とわかりやすく書かれていました。
なので、落ち着いて読み進めればそれなりに理解はできました。
内容は、各項目ごとに例題とその解説があり、最後にその章のまとめ問題という構成になっていました。

どんなテキストでもそうですが、例題はそこで説明されていることの基本なので、非常に大切です。
説明を読んで、そこの例題をきちんと理解し、回答できるかどうか。
例題は理解度のバロメーターです。

そして手を動かすことも大事です。
身体で内容を覚えるつもりでガシガシ手を動かします。

そんなこんなで、勉強はじめの2週間は、結構順調でした。

理論については、割と頭と体、両方で覚える感じでしたので、やればやっただけ理解できました。
電力に入ってからは、どちらかといえば覚えるほうの比率が多くなった感じでした。
読んですぐ理解できるわけではないので、なかなか頭に入らず、だんだんとおもしろくなくなってきました。

自分の場合ですが、どうも何かをやろうと決めて続くのが、2週間くらいなんじゃないかと思っておりまして。
そういう意味で、ちょうど飽きの波がやってきたみたいでした。
それと時を同じくして、仕事が忙しくなってきたことと、休みの日は気分転換に始めたゲームにハマってしまったことで、勉強に割く時間は一気に少なくなってしまいました。
勉強やるぞーうおーっていう意気込みの反動でもあると思います。

それでもそういう自分をメタ認知していたおかげか、予定より大幅に遅れるものの電力もテキストをなんとか読み終えました。

ただ、機械に入るころには勉強する気力はすっかりなくなって、ゲーム楽しい時期と仕事忙しい時期になっていました。
そのため、機械はさわりを読んだだけ、法規は手つかずの状態で、セミナー当日を迎えることになりました。

→【電験三種】合格体験記 その6

【電験三種】合格体験記 その4 ~テキストの読み方~

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■テキストの読み方

今回の勉強において、テキストを読むのは、できれば3周したいなと考えていました。
そもそも一回ですべてを理解しようとしないことが大事です。

勉強って、営業みたいなものだと思っています。
はじめましての相手から、いきなり商談持ちかけられて契約しますか、という話で。
初対面だと警戒するし、ぐいぐい来られると逆に拒否反応示しちゃうのが人情ってもんじゃないですか。
つまり、相手との信頼関係が結べているかどうかが肝要なのです。
最初は挨拶で、とりあえずこちらの顔と名前を覚えてもらうくらいがちょうどいいのです。
何回も会うことで、徐々にお互いの新密度というものは上がっていきます。
いわゆる「単純接触の原理」ってやつですね。

勉強もそれと同じです。
初めて読んだ内容のことを、無理していきなり理解しようとしない。
そんなものもあるのですねーくらいでよいのです。
2回目、3回目で、前より理解できればよいかと思います。
「なにそれ、なんも知らん」というものと、「あ、それなんか聞いたことあるぞ」というものでは、脳みそへのインプット具合が違うのものです。
(なので、学校の授業とかは予習しておくほうが、内容が頭に入りやすいです)

というわけで、前述の通り高専卒な私は、大体の内容が「あ、どうも、10数年前に一度お会いしましたよね?」的な再会だったわけで、それほど内容に対する拒否反応はありませんでした。
とはいえ、たまに「あれ?はじめましてですよね?」的なのもありましたが。

まぁだからといって、すべてすんなり理解できるかというと、そういうわけでもないのですけど。

→【電験三種】合格体験記 その5

【電験三種】合格体験記 その3 ~武器の調達と戦略~

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■武器の調達

「教材はケチるべきではない」

前回の失敗を反省し、ケチらず4科目ごとのテキストを買うことにしました。
なるべくわかりやすそうで、それでいて試験に対応できそうなものを探しました。
レビューとか他のサイトの評価とかいろいろ検討して、最終的にオーム社のやさしくわかるシリーズと迷いつつ、電気書院社のスイスイわかるシリーズを選びま
した。


(理論と電力は版が新しくなってた!)

さらに、過去問は10年分載ってるものを買いました。


(どーん)

このテキストの厚さといい重さといい、山のふもとでこれから登ろうとする山の頂きを見上げているような気分になりました。

ほかに、電験三種の対策記事が豊富な、オーム社の新電気という雑誌もポチりました。

さらに、教材と併せて、ネットでたまたま見つけた、翔泳社が主催する電験三種をこれから受けようとする人向けのセミナーに申し込みしました。
https://www.denken3.com/

さあ!これでそれなりの装備は整いました!

■戦略の立案

私の試験対策は次の通りです。

「①試験の範囲を把握し、②内容を理解し、③問題に答えられるようにする」

学生のときから、基本スタンスはこれです。
というか、試験で良い点取ろうとか、資格試験に合格しようとかいうのは、これができたかどうか、でしかないと思います。

具体的な行動は以下の通りです。

試験範囲を把握するために、まず、テキストの各章ごとにふせんを貼っていきます。
さらにその中で、各章はいくつの項目に分かれているかを確認します。
これを4科目全て行います。
そうすると、電験3種の試験における範囲のボリューム感が、なんとなく把握できるかと思います。
この、全体をなんとなく把握すること。私はこれが重要だと考えています。

例えば、スイスイわかる理論だと、大きく8章に分かれていました。
その第1章「静電気をマスタする」は、4つの項目に分かれていました。
ということは、この4項目の内容を理解できれば、第1章は理解できたことになります。
要はこれを積み重ねていけばいいのです。

次に、勉強しなければいけない章(もしくは項目)の数を出します。
そして試験まであと何日あるか出します。
単純に、勉強しなければならない章数を試験までの残日数で割れば、1日どれくらい勉強しなればいけないかが割り出されます。
これがスケジュールになります。

ただし、これでは試験までテキストを1周しかしないことになります。
4科目目の勉強が終わったときに1科目目の内容はほとんど忘れていることは確実です。
なので理想は3周できればいいかなと思います。

あと、試験前はインプットよりも試験に向けたアウトプット対策としたほうがよいです。
さらに、試験までずーっと予定通りに勉強ができるほど、人の意思は強くないので、ある程度の予備日を設ける必要があります。
とかいうことを考慮していくと、1日にどれくらい勉強を進めるべきか、見えてきます。

勉強を始める時点で、この通りできたら合格できる!という計画を立てられているか、が大事です。
自分で自分の計画に信用が持てないと、その計画を守ろうという気持ちが出てきません。

自分の場合、申し込んでいた翔泳社のセミナーが3月21日だったので、それまでに全教科1周しておきたいなと思い、それができる計画を立てました。
理論・電力・機械を12日、法規を7日、予備日2日の計45日間。(2月4日起算)
これが最初のスケジュールです。
一旦これができていれば、2周目は現時点で設定する必要はないだろうと判断しました。
ちなみに、理論→電力→機械→法規の順番に勉強する計画です。

あとはこれに沿って勉強していくだけです。
バッチリぽんですね!

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