今年も地味ハロウィンに参加してきました!
今年はどうだったか私なりにまとめましたよ。
そもそも地味ハロとは
デイリーポータルZというおもしろ記事を集めたサイトが主催の、ハロウィンのイベントです。
そういう人いるわー、身近すぎて忘れてた、そんな人見たことないけど分かる、それ私のことじゃん、そんな人の盲点を突いた仮装を楽しむハロウィンです。
2014年からデイリーポータルZが開催して年々参加人数が増えています。アイデア一発で地味な仮装に挑戦してください。
https://dailyportalz.jp/kiji/jimihalloween2019
<本家サイトの記事>
地味ハロウィン2019
https://dailyportalz.jp/kiji/jimihalloween2019
地味ハロウィン2019公式速報
https://dailyportalz.jp/kiji/jimihalloween2019report
これまでの私の仮装
過去3回参加しておりまして、それぞれこんなんでした。
ちなみに、、、
▲公式記事の告知画像に水道工事マグネットを使用してもらってます!僥倖!
【参考】去年の地味ハロのブログ記事はこちらをどうぞ
地味な仮装限定ハロウィン2018に参加してきました!
地味ハロウィンの準備 ~水道工事マグネットの観察と小道具の工作~
今年の私の仮装
今年も奥さんと一緒に参加しました。
その仮装がこちらです。
人形劇の人 #地味ハロウィン #DPZ pic.twitter.com/sjGNVupA2M
— デイリーポータルZ (@dailyportalz) October 27, 2019
※記事のアイキャッチ画像はこちらを使用しております。
今年は「人形劇の人」をやりました!
ぬいぐるみは頭以外手作りしました。
(製作にまつわるあれこれは、別途記事を書こうと思ってますので、お楽しみに。)
見ての通りNHKの某番組を意識しております。
ちなみにこのぬいぐるみのブタ君も、「書店員の地味仮装をしている」という2段構えでした。
今年のイベントの感想
今年も楽しかった!というのが一番の感想です!
イベントとして純粋に良かった
なによりイベントとして洗練されてたなという印象でした。
これまでは誰でもどうぞ的なかんじで開催されていたイベントだったのですが、去年はバズりすぎてなかなかカオスな状態になってたので、今年はどうやるんだろうというのがずっと気になってました。
その解として、まずはイベントを3部制にし、事前にチケット(無料)を申し込むシステムになりました。
それにより、ほんとにやりたいっていう人が適切な人数で参加できるようになったのだと思います。
また、ステージに上がって紹介する流れも、導線や順番がしっかり整理されたので、よくわからない行列になることなく、安心して並ぶことができました。
そんなわけで、余裕のある会場スペースと時間配分とで、純粋にイベントを楽しむことができました。
これもひとえにデイリーやカルカルのスタッフさんたちがいい仕事してくれたからだと思います。
ありがとうございました!
おもしろい人いっぱいいました
私たちは今回、2部に参加しました。
そこで出会ったおもしろい仮装の方々を紹介します。
※掲載まずいのあれば削除しますのでご連絡くだいさい。
ところで自分の仮装のウケは・・・
フロアではいろんな方に、ブタ君かわいいと言ってもらえたので、がんばって作った甲斐はあったなと思いました。
もともと去年以上にウケることはないと思っていたので、自分たちのやりたい仮装をやりきろう!という気持ちで臨んだつもりでした。
でも、、、もうちょっとウケたかったなーというのが正直な気持ちです。
実際、ネットウケはさっぱりでした。
あとから思ったのですが、地味仮装としてはちょっとわかりづらく、頑張るところがズレてたかなと。。。
去年の仮装の影響
それはそれとして、去年の水道工事マグネットの人って、思ってた以上に反響が大きくてですね。
「去年のよかったです」と言ってくださった方が何人もいて、しかも「去年のやつを見て私も今年参加しようと思いました!」とまで言ってくださった方もいて、もうめちゃくちゃうれしかったです!
ステージでは去年のことを紹介してもらったら、人生で初めて黄色い声を浴びました。感無量です。
実は取材されてました
去年の影響といえば、今年のイベント前に、日本テレビのnews zeroの方から取材の問い合わせがありました。
軽く話を聞かれる程度かと思ったら、なんと密着取材の依頼でした!
イベント前日にはうちに取材の方が来て、これまでの仮装のこととか、地味ハロへの想いとか、いろいろ話しました。
そして当日は、渋谷駅から出て会場に向かうところからカメラを回されて、会場でもインタビューを受けたりしました。
(イベント中は、私がイベントを楽しむのを邪魔しないように配慮してくれました)
最後は地味ハロ友達との2次会も取材してもらいました。
実際の放送は数分間なので、話をしたほんの一部だけしか使われませんでしたが(残念ながら2次会も…)、それでもTVに取り上げてもらえたのは正直うれしかったです。
とても貴重な経験をしました。
TV出演の様子↓
放送直後のスマホの通知がちょっとやばかったです(笑)
私的地味ハロウィンの楽しみ方
せっかくなので私の考える地味ハロの楽しみ方を紹介します。
1.ステージを楽しむ
まずベーシックな楽しみ方。ステージで発表される仮装を鑑賞することです。
ここで気になる人をチェックして、後で話しかけてみようと思うこともあります。
逆に、自分の仮装をステージで披露するのも楽しいです。
仮装の名前を言ったときのフロアの反応がどうかというのがドキドキです。
「おお~」とか「ああ~」とか笑い声とかが起こるとやった!と思えます。
あと、ステージで司会の林さんとかにいじってもらえるのもうれしいです。
2.フロアでの交流を楽しむ
個人的にはこれがとても楽しいです。
まず場としてコミュニケーションのハードルが下がってるので、誰でも気軽に話しかけることができるし、逆に話しかけてもらえたりします。
ステージでは表現しきれなかった細かいこだわりとかを話してもらえることもあるのでおもしろいです。
似たような仮装だったり、ジャンルが同じだったりすると、コラボして写真取り合ったりすることもできるので楽しいです。
個人的には、前回も出てた人を見かけると、勝手に親近感を覚えてしまいます。
また、地味ハロきっかけで友達ができることもあります。
3.SNSで楽しむ
地味ハロ会場はある意味でネット世界の延長のようなもので、おもしろい地味仮装はすぐさまSNSに公開され、拡散されます。
会場にきても、やはり全ての仮装は把握しきれないので、後からSNSで見逃した地味仮装を確認します。
地味ハロが終わっても、数日間はSNSで楽しむことができます。
印象としては、写真映えがよかったり、仮装のネーミングが秀逸だったりすると、SNSでもウケが良いように思います。
4.日常が変わる!
何が地味か?を考えるきっかけになるので、普段過ごしているようなもにも意識して目を向けるようになります。
そのうち、そういうものほど気になってくるようになります。
これすなわち「日常の解像度」を上げるという行為であり、盲点を探すという行為であります。
また、(私が思う)良い地味仮装とは、仮装者自身もその地味仮装の表現として不可分であるものだと考えてます。
そのためには、自分は他人からどう見えているのかを、いかに客観的にわかっているか、ということが重要です。
つまり、自分で自分のことを知るきっかけになるのです。
地味仮装について私見
仮装も表現のひとつであるので、個人的には、みんな自分がやりたい好きな仮装をしたらいいじゃんと思います。
ただ、これはある種エンタメ的な表現でもあるので、その仮装を見た人がどう思うか、ということも考えて仮装したほうがいいのではと考えています。
要は人を馬鹿にしたり蔑むような意図の仮装は望ましくないと思っています。
ただ、結果的に他人がどう受け取るかまでは把握しきれるものでもないので、結局は対象に対して愛とか好きとか、なんかそういうポジティブな感情にもとづいた仮装であればよいのかなと思います。
まあ、適当にその日思いついたネタのほうが、案外ウケたりするかもですけど。
最終的には、デイリーの記事で取り上げてもらえたら、「あ、今回よかったんだ」と思っています。
そんなわけで
これからも身の回りに潜む地味を探して、来年の地味ハロに備えていきたいと思います。
俺たちの地味ハロはこれからだ!
(ご高覧いただきありがとうございました。藤川さくらの次回作にご期待ください)