【電験三種】合格体験記 その12 ~意識の持ち方・勉強の仕方~

【電験三種】合格体験記 その12 ~意識の持ち方・勉強の仕方~
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■これまでのおはなし

・【電験三種】合格体験記 ~まとめ~

■意識の持ち方

前提として、本気で試験に受かるぞ!と決意してください。

受かったらいいなー程度のぬるい態度で受かるほどには、甘くないです。

(超効率的に勉強できて理解できるのであれば問題ないですけど!)

すなわち、試験当日まで、空いた時間は(基本的に)すべて電験三種にささげる覚悟が必要です。

これはつまり、自分の中の優先順位をあらかじめ決めておくということです。

たとえば休日、特に用事もなく一日自由に使っていい時間ができたとき、何をするか。
それか平日であっても、案外スキマ時間ってあるものですが、そのちょっとした時間に何をするか。
こういう余裕があるときに、「急ぎじゃないけど大事なこと」に着手するのって、けっこう難しいと思います。
「とりあえず」スマホ見たり、テレビ見たり、etc……で気づけばもはや勉強する気はなくなって……というのはよくある話ではないでしょうか。

そのための、決意であり、優先順位決めなのです。
とにかく電験三種の勉強に取り組む、テキストを読む、問題を解く、と決めてしまう。
で、時間ができたらそれに取り組む。
そうすることで勉強する習慣ができてきます。

私の場合は、受験勉強していた当時、通勤時間が片道1時間半くらいでした。
まずその往復の時間は勉強に充てていました。
朝はテキスト開いて15分くらいで寝落ちすることしばしばでしたが、帰りは割とがんばって取り組んでました。
ちなみに、行きは座ることができましたが、帰りはほとんど立ちっぱでした。
そんな中でも、テキストとノート開いて問題解いたりしてました。
やると決めてしまうと、案外やれてしまうものだなと思いました。

■ぜひ一発合格を狙ってみて

あと、電験は科目合格制度があって、合格した科目は次々回の受験まで有効ですが、最初からそれ前提の計画は立てないほうが賢明だと思います。

たとえば、最初に理論、翌年電力と法規、最後に機械を取るようにしよう、としたとして、はたしてどれだけ計画通りに勉強を進められ、試験に受かることができるかどうか。
これはつまり、1教科でも落すと、受験スパイラルに陥る危険性をはらんでいます。

どうせなら、1回で全て受かるつもりで勉強に取り組み、落ちた教科があれば、そこを翌年重点的に、としたほうが作戦としてはベターだと思います。

4教科分かれてはいるものの、それぞれ連動してはいるので、同時に勉強するのは無理なことでもないと思います。

■試験対策

とにかく時間との勝負です。
ちんたら解いてたら絶対に間に合いません。
なので詰まったら飛ばす勢いで解き進めてください。
とくに理論は、毎年必ず2,3問は変な問題が出るので、解けたらラッキーくらいに思っておいたほうがいいです。

速さと同様に大事なのが、正解率です。
ケアレスミスを極力しないように注意が必要です。
とくに途中計算は、あとから見返してすぐに確認できるよう、あえて丁寧に書いておいたほうがよいです。
実際、そのおかげで自分は何問か救われました。
解いた問題で確実に正解を取れれば、数問解けなくても合格ラインは超えられます。

とはいえ時間の兼ね合いもあるので、途中計算はわかるようにきちんと書きながらも、素早く解く、としなければなりません。
そんなようなところを意識して、時間を計りながら過去問を解きまくるのがよいかと思います。

→【電験三種】合格体験記 その13
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