■これまでのおはなし
■武器の調達
「教材はケチるべきではない」
前回の失敗を反省し、ケチらず4科目ごとのテキストを買うことにしました。
なるべくわかりやすそうで、それでいて試験に対応できそうなものを探しました。
レビューとか他のサイトの評価とかいろいろ検討して、最終的にオーム社のやさしくわかるシリーズと迷いつつ、電気書院社のスイスイわかるシリーズを選びま
した。
(理論と電力は版が新しくなってた!)
さらに、過去問は10年分載ってるものを買いました。
このテキストの厚さといい重さといい、山のふもとでこれから登ろうとする山の頂きを見上げているような気分になりました。
ほかに、電験三種の対策記事が豊富な、オーム社の新電気という雑誌もポチりました。
さらに、教材と併せて、ネットでたまたま見つけた、翔泳社が主催する電験三種をこれから受けようとする人向けのセミナーに申し込みしました。
https://www.denken3.com/
さあ!これでそれなりの装備は整いました!
■戦略の立案
私の試験対策は次の通りです。
「①試験の範囲を把握し、②内容を理解し、③問題に答えられるようにする」
学生のときから、基本スタンスはこれです。
というか、試験で良い点取ろうとか、資格試験に合格しようとかいうのは、これができたかどうか、でしかないと思います。
具体的な行動は以下の通りです。
試験範囲を把握するために、まず、テキストの各章ごとにふせんを貼っていきます。
さらにその中で、各章はいくつの項目に分かれているかを確認します。
これを4科目全て行います。
そうすると、電験3種の試験における範囲のボリューム感が、なんとなく把握できるかと思います。
この、全体をなんとなく把握すること。私はこれが重要だと考えています。
例えば、スイスイわかる理論だと、大きく8章に分かれていました。
その第1章「静電気をマスタする」は、4つの項目に分かれていました。
ということは、この4項目の内容を理解できれば、第1章は理解できたことになります。
要はこれを積み重ねていけばいいのです。
次に、勉強しなければいけない章(もしくは項目)の数を出します。
そして試験まであと何日あるか出します。
単純に、勉強しなければならない章数を試験までの残日数で割れば、1日どれくらい勉強しなればいけないかが割り出されます。
これがスケジュールになります。
ただし、これでは試験までテキストを1周しかしないことになります。
4科目目の勉強が終わったときに1科目目の内容はほとんど忘れていることは確実です。
なので理想は3周できればいいかなと思います。
あと、試験前はインプットよりも試験に向けたアウトプット対策としたほうがよいです。
さらに、試験までずーっと予定通りに勉強ができるほど、人の意思は強くないので、ある程度の予備日を設ける必要があります。
とかいうことを考慮していくと、1日にどれくらい勉強を進めるべきか、見えてきます。
勉強を始める時点で、この通りできたら合格できる!という計画を立てられているか、が大事です。
自分で自分の計画に信用が持てないと、その計画を守ろうという気持ちが出てきません。
自分の場合、申し込んでいた翔泳社のセミナーが3月21日だったので、それまでに全教科1周しておきたいなと思い、それができる計画を立てました。
理論・電力・機械を12日、法規を7日、予備日2日の計45日間。(2月4日起算)
これが最初のスケジュールです。
一旦これができていれば、2周目は現時点で設定する必要はないだろうと判断しました。
ちなみに、理論→電力→機械→法規の順番に勉強する計画です。
あとはこれに沿って勉強していくだけです。
バッチリぽんですね!