【我流】画力を上げるための練習方法

  • 2014.08.17
【我流】画力を上げるための練習方法
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chikaramochi

目的は画力の向上

ブログ的に言えば、去年の暮れから今年のはじめにかけて、絵の練習を記録していました。
それは、どれくらいやったか、という時間で評価していました。
(当時の記録はこちら↓)
【記録】2013年12月絵の練習量集計結果【報告】
【記録】2014年1月22日~2月13日行動量データについてと、今後のこと【報告】

当時も、恥ずかしさに対する問題について考えていました。
必要以上にハードルを上げることを避け、とにかく続けるということにフォーカスしたので、時間軸評価にしていました。

今回は、画力の向上を目標にしているので、時間では測りません。

ていうか、絵描いてんだから晒せよ!

そう、それが唯一絶対の評価基準であるわけです。

そして、前記事の内容でもって、先に自分の意図するところを表明しておくことで、公開時におけるダメージをさらに低くしておくという狙いもあったのです!

どうだ!! (←なにが!?

漫画を描くために必要な力

それなりに画力は身についているので、資料があればある程度描ける自信は、(一応)あります。

問題は、資料がないと描けないってことなんです。

漫画を描くとき、全コマの資料がないと、不安で描くことができないのです。
ほぼすべての人物カットのポーズ写真を用意するし、背景もほとんど資料を用意します。
その上で、自信のなさからうだうだして、最終的に締め切りに追われて、トレスしたり切り貼りでなんとか体裁を整えます。
デジタルじゃなかったらあの作品もこの作品も、きっと仕上がっていなかったでしょう。

でも、なんかちがうんです。そうじゃないんです。

僕は、描くことがしたいんです。

切り貼りでもトレスでもなくって、せめて参考にあたりを取る、そんで描く、というふうになりたいのです。

もっと自由に!もっと如意に!

必要な能力は、再現力です。

重要なのは、

  • データとしてインプットされているか
  • 体系的に理解しているか
  • 経験しているか
  • シンプルに積み重ねられるか=アタリから描き起こせるか

という要素だと考えます。

以上を踏まえての練習内容

  1. ポーズ集で人体を模写(なるべく全身)
  2. ポーズ集を見ないで、同じポーズをもう1体描く
  3. さらに同じポーズをもう1体描く
  4. 3体目に描いたもので、ペン入れする
  5. これを100パターン描く
  • 制限時間はなしで、ちゃんと描く
  • ついでに色も塗ってみる(優先順位は上記より下)

なんやかんや言って、基本は模写です。

これまでは練習するぞと言って、模写で止まっていました。
なので再現力の修業にはならず、やってるうちに自分でもそのへんを感じて、結局やらなくなりました。

今回は、模写してそれと同じポーズを2回描きます。

なぜ2回か。

1回だと模写った記憶がそれなりに残っているからです。

2回やることで、記憶力だけでなく自分の理解力を使って描くことになります。

あと、認識が深くなります。

そうやって描いた3回目の絵が、今の画力に近いものになります。

鉛筆画だとそれなりに見れるものになってしまうので、さらにペン入れを加えます。

グレーを省いた2値化でもって、如実に今の実力が表現されるというわけです。

なんというマゾでしょう。

しかし納得感も高いものになります。

 

ふと気付いたのですが、このアプローチって勉強に似ています。

僕の学生時代の勉強方法は、テストでどんな問題が来ても知識を再現できるようにする、もしくは出題パターンを把握してそれに出力を最適化する、という目的でやってました。

過去問をただ暗記とか、ほとんどやりませんでした。
追いつめられて二、三度やったけれど、モレがあるのがわかってるから、その対応力の低さに不安になって、結局理解力は落ちる、という散々な結果になった記憶しかありません。

ああ、たぶんこれまで続かなかったやり方って、過去問暗記に似ていたからなのかもしれない。

それ自体は別に悪いことじゃなく、それのみに頼ることがよくないことだったんだ。

じゃあもう、まじめにコツコツやるしかないですね。

 

というわけで、次回はこれまでの絵の進捗について報告したいと思います。 (←まだ引くか!)

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