地味な仮装限定ハロウィン2018に参加してきました!

地味な仮装限定ハロウィン2018に参加してきました!
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10月27日に渋谷で行われた、デイリーポータルZ主催の「地味な仮装限定ハロウィン」に参加してきました!
http://tokyocultureculture.com/event/general/25833

私はこのイベントに参加するのは今年で3回目なのですが、今回は初めて奥さんと一緒に参加してきました。
めっちゃおもしろかった!
そんな今年の地味ハロウィンが、私的にどうだったのかまとめてみました。

<公式の記事はこちら>
速報!地味ハロウィン2018
https://dailyportalz.jp/kiji/jimi-halloween-2018

■そもそもどんなイベントか?

主催のデイリーポータルZとは

いろんなライターさんが書いたおもしろ記事を無料で提供してくれているサイトです。
デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/

愉快な気分になることはありますが、役に立つことはありません
https://dailyportalz.jp/about

このコンセプトがすごく好きです。

地味ハロウィンとは

そんなデイリーの企画のひとつにあるのが、”地味な仮装限定ハロウィン”です。

今年もハロウィンが盛り上がった。
あのムーブメントにちょっと混ざりたい。しかし、どストレートにゾンビや魔女の格好をするのは恥ずかしい。

そうだ、みんながやらないような仮装にしよう。言われなければ仮装って気づかない、でもわかると「あーなるほど!」っていいたくなるようなやつだ。

そして開かれたのが「地味な仮装限定のハロウィンパーティー」である。

地味な仮装160人のハロウィンパーティー https://dailyportalz.jp/kiji/151107195004

(2015年の第2回の記事より)

2014年の第1回(「地味な仮装のハロウィンパーティー」)は、某スナックにて関係者だけで行われたのですが、翌2015年からは一般参加ができるイベントとなりました。

これらの記事を読んで、なんておもしろいイベントなんだ!と衝撃を受けた私は、2016年から参加するようになりました。

■私の仮装について

これまでの私の仮装

(※デイリーの記事より自分のとこを抜粋しております)

2016年「歩き遍路の人」

地味な仮装限定ハロウィンに300人が集まった https://dailyportalz.jp/kiji/161101197952

(リンク先の3ページ目にいます)

2017年「お通夜で買い出しに行かされる人」

めくるめく地味さ!地味な仮装限定ハロウィン2017 https://dailyportalz.jp/kiji/171103201104

(コメントつけていただいた!)

今回の仮装について

これまで一人での参加だったのですが、今年は奥さんと一緒に参加したい!(この世界に引き込みたい)という思いで、二人でやっておもしろそうな仮装ネタを探しました。
てことで、今年はこれで参加しました。


「水道工事マグネットの人(水道屋さんとお客の主婦)」


参考:水道工事のマグネット(いつの間にかポストに入ってるやつね!)

※制作過程についてはこちらにまとめました!

地味ハロウィンの準備 ~水道工事マグネットの観察と小道具の工作~

■今年の地味ハロはどうだったか

到着~入ってすぐの様子


入口看板。どっかで見たことある人のイラスト

相変わらずの雑感がうれしいです。

入口で配られたカードに、なんの仮装をするのか記入しました。


みんな首からこれを下げる

開場は17時と聞いていたので、17時過ぎくらいに着いたのですが、すでに会場はぎっしり埋まってました!


開始早々満員御礼!

毎年どんどん参加人数が増えていってるのは感じていたのですが、今年は早々に入場規制がかかってしまうほど参加者が集まりました。
去年400人くらいだったのが今年は800人以上も参加していたようです!
しかも今年はメディアが何社も入るとのことだったので、人気と知名度が拡がっていることを実感しました。

現地の仮装の様子

参加者されている人全員、もちろん何かしらの仮装をしているわけで、どこを見ても面白くて、なんなんだここはwと毎度のことながら思わされます。

とりあえず、現地での私たちの仮装はこんな感じでした。


ポージングと表情の練習の成果を見よ!(撮影:少年Bさん)

着替えて早々近くの方から声をかけてもらえました。
反応は上々のようです。
今年は結構イケるかも……と思った瞬間でした。

地味ハロは、会場でのコミュニケーションのハードルがすごく低くなっているのがとても良いです。

「なんの仮装ですか~」とか「それいいですね~」というように、知らない人同士なのにお互い気軽に声かけあえて、写真撮りあえて、互いの仮装を褒め合あえるっていう、とても楽しいワールドが醸成されています。

そんなわけで、写真を撮らせていただいた素敵な仮装の数々を紹介します!


入口でさっそくの「救護スタッフ」

この方は去年も入口に立ってスタッフに擬態されてました。


ほんとのスタッフだと思ってた人がいっぱいいた


「高校3年間のクリスマス」

やさぐれ感がなんかリアリティを感じます。
シンプルでいてインパクトがあってそれでいて目立つという。


「古本の値札シールを爪で綺麗にはがそうとする人」

そこまでしてはがそうとしている本は108円のものでした。
いろんな意味で地味すぎる……!


「迷子になったUBEREATSの配達員」

所在なげなところもそれっぽかったです。


「バチェラー」

ぱっと見派手なんだけど花びらをつりさげてるやつの安っぽさとのギャップがおもしろいです。


「万全の準備で夜行バスに乗りこんだのに全く眠れない人」

全身から漂う残念感とぐったり感。
夜行バスはよく使ってたので、ここまでして眠れないときの残念感とかめっちゃわかります。


「金足農業野球部元マネージャーの鈴木さん」

金農!地元の高校!
実は今回、私も金農ネタもちょっと考えてました。
なので金農を取り上げてくれる人がいて嬉しかったです。
ていうか鈴木さんって誰って思ったけど、持ってた写真(キャプチャ)を見せてもらったら確かに似てる感じがしました。


「カーリング女子そだねージャパン」

ブラシがクイックルワイパーっていう雑さが最高です。
ちなみにカーリングは全然見てなかったそうです。
そういうところも地味ハロっぽくて好き。


「泥酔ギャル」

一瞬、えっやばって思ったけど、自作のゲロでした。
リアリティとクオリティがすごいです。


「鍵と鍵穴」

まったく意味が分からなすぎてすごいです。
ちなみに鍵の人は、おととしの地味ハロで「吉田類」の仮装をされていた(!)のですが、地味じゃないと言われて今回これにしたそうです。

いや、もうその発想からしてよくわからない。


「精進料理を作る人。」

かぼちゃにハロウィン感!
この方、本職のお坊さんなのですが、すごく板についている感じでした。


「出産したばかりの友達のインスタ用写真撮影に駆り出された人」

実はこの方オリコンの記者さんでした。
ちょっとインタビューを受けたのですが、そのときのコメントが記事に掲載されました
リンクはブログの後半で紹介します。

他にも仮装しながら取材されてるメディアの方がちらほらいました。


「ペンライトで外部と連絡をとろうとする人質」

派手なシチュエーションだけどやってることが地味っていう。
ちょっと見づらくなったけど、手にしたペンライトがちかちかしてました。
縄は更衣室で知らない人に縛ってもらったそうです。
(縛ってって言われた人の気持ちを考えるとおもしろい)


「温泉から上がったらスリッパが無くなってた人。」

せつないあるあるです。表情もグッドです。
(後ろの人めっちゃウケてた)


「温泉旅館 地味」

スリッパも自作されていました。
これを履くことで「スリッパが無かったので他人のスリッパを履く人」の仮装もできる2段構えでした。


「路上詩人」

フリップのメタ感よ。


「報道キャップ」

例年報道関係の仮装をされている方です。安定の報道さん!


「自転車で日本縦断中の人」

ちょっとテレビでは映せない類の方もおりました。


「なにかの親善大使」

”なにかの”っていうふわっと感と、親善大使のぽさが最高にマッチしていました。
会場でもメディアでもすごくウケていました。


「鑑定団で自信マンマンだったのにやらかした人」

金額的に相当やらかしちゃってます。表情もよかったです。


「寒いところから来た人」

シンプルなのにすごく地味なツボをおさえた仮装だと思いました。
片手袋にすることで、寒いところから入ってきて手袋をちょうど片方脱いだあたりというシチュエーションの再現性もすばらしいです。

左「来客が一口も飲まなかった麦茶」右「フォトショップ」

無機物つながりのお二人。
無機物仮装は、なぜそれを……?という意味分からなさがそこはかとないおもしろさをわきあがらせる何かがある気がします。
麦茶の上のほうは氷がとけて色が薄くなっているところもポイントだそうです。
”来客が一口も飲まなかった”というせつなさが表れています。
フォトショップの方は、「フォトショップです」と言い切る潔さが素敵でした。


「ツイッターで地味なハロウィンに参加する人」

おそらくtwitterで見られることの多い地味ハロにおいて、枠ひとつでそのタイムラインを再現してしまうというこのシンプルさ、かつこのメタ感よ!

………………

とまぁ、おもしろい仮装が盛りだくさんでした!
まだまだ仮装はありましたが、これ以上は撮りきれませんでした。

他にも見たい人はこちら

地味ハロウィン2018に行ってきた。 – Low cost, Low price & High return http://raira21.hatenablog.com/entry/2018/10/30/072959

友人の少年Bさんのブログです。(「高校3年間のクリスマス」の方)
地味ハロ会場での詳細が記載されております。

ステージの様子

会場のステージでは、参加者が登壇して何の仮装か発表していきます。


こちらは「ドーバー海峡横断部」の仮装の方(前回はピエトロドレッシングでヒーローになった)

ステージの模様は、ニコニコ生放送で中継されておりました。
【ニコ生(2018/10/27 17:00開始)】【派手な仮装お断り】地味な仮装限定のハロウィンパーティー 生中継 http://nico.ms/lv316470084?ref=sharetw

水道工事マグネットの人は3:19:18あたりから。

好意的なコメントが多くてよかった!

会場の外での様子

ステージで仮装披露できたら、結構やりきった感があって、その後会場を出ました。
でもすぐには帰りたくなかったので会場があったビルの1Fで、ちょうどはち合わせた地味ハロつながりのお友達とお話しました。
なんとなく集っていると、同じく会場から出てきた他の参加者の方とも声をかけ合って、地味ハロの第2会場かいなってかんじで再び盛り上がりました。

その後、10人くらいで近くの居酒屋へ行って地味ハロの打ち上げを行いました!
(半分は今回初めて知り合った方々)

わいのわいのと地味ハロウィンについて語り合うことができました!
去年・おととしは一人参加で、終わったら物足りない気持ちを抱えつつ帰宅していたので、こういうことができているのがすごく嬉しかったです。
ずっとこういうことがやりたかった!


麦茶とドリンクの合わせ

■メディアの反応

さて、今回いろんなメディアの取材が入ってたので、特に当日から翌日にかけてネットニュースやテレビ番組で地味ハロウィンが取り上げられてました。
そんな中、水道工事マグネットの人もちょいちょい載せてもらってました!

ニコニコニュース

ORICON NEWS

会場で受けたインタビューが載ってます!

また、夫婦で仮装した『水道工事のマグネットの人』。「家にあるもので、手間をかけない、雑なところを残すことがポイント。身近なものでちょっとずらした仮装を目指しています」とこだわりを告白。夫は3回目で「“地味ハロ”のおかげで人生が豊かになった気がしています」と感激。今年初参加となった妻も楽しそうだった。

“渋谷ハロ”の対極“地味ハロウィン”、「ぼっちもOK」参加者の声 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/special/52028/

(写真リンクはこちら)
画像・写真 | 最新仮装を一挙公開! 「地味ハロウィン2018」の写真まとめ 101枚目 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/photo/4409/197539/

めざましテレビ

ちょっとだけ写ってた!

本家、デイリーポータルZ

でも、なによりうれしかったのは、本家サイトで大きく取り上げてもらえたことです!

速報!地味ハロウィン2018 https://dailyportalz.jp/kiji/jimi-halloween-2018

まずは会場が大いに湧いた仮装である

本当にみんなおもしろい。クリエイティブで共感があって、地味だ。

恐縮です!

■そんなわけで

今年の地味ハロウィンも楽しかった!堪能した!
ウケてよかった!(反応あるってうれしいものですね~)

もともと地味だったイベントがここまで認知された大きなものになったので、来年からは何かしらやり方を変えていくのかなと思います。

全体的な仮装の印象としては、参加人数がどんどん増えていったことで、なんか一周回った感もあります。(勝手にリバイバル現象と呼んでいる)
そんな状況において、次はどんな仮装でいくとおもしろいのか、とても難しい問題だと思います。

でもまぁ、結局やれそうなものでやりたい仮装をやるだけですけどね!

そんなわけで、また来年お会いしましょう!

ハッピーハロウィーン♪

 

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